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 『ジャストシステム』とは

9832:ジャストシステム
{{基礎情報 会社
|社名 = 株式会社ジャストシステム
|英文社名 = JUSTSYSTEMS CORPORATION
|ロゴ = 画像:JustSystems logo.svg
|種類 = 株式会社
|市場情報 = {{上場情報 | JASDAQ | 4686}}
|略称 =
|国籍 = {{JPN}}
|郵便番号 = 771-0189
|本社所在地 = 徳島県徳島市川内町平石若松108番地4
|電話番号 = 088-666-1000
|設立 = 1981年(昭和56年)6月2日
|業種 = 5250
|統一金融機関コード =
|SWIFTコード =
|事業内容 = ソフトウェアの研究・開発・販売
|代表者 = 代表取締役社長 福良伴昭
|資本金 = 101億4,651万5,500円
(2009年4月20日現在)
|発行済株式総数 =
|売上高 = 単体138億1,014万7千円
連結143億1,430万2千円
(2009年3月期)
|営業利益 =
|純利益 =
|純資産 = 単体99億3,567万4千円
連結101億8,436万1千円
(2009年3月31日現在)
|総資産 = 単体177億6,701万9千円
連結169億5,590万4千円
(2009年3月31日現在)
|従業員数 = 連結873人(2009年3月31日現在)
|決算期 = 毎年3月31日
|主要株主 = 大株主の項を参照
|主要子会社 = 子会社の項を参照
|関係する人物 =
|外部リンク = www.justsystems.com/jp/
|特記事項 = 創業は1979年(昭和54年)7月7日
}}
thumb|300px|ジャストシステム本社社屋
株式会社ジャストシステムは、徳島県徳島市川内町平石若松108番地4に本社を置くソフトウェア開発会社である。英訳名はJUSTSYSTEMS CORPORATION (2006年6月23日にそれまでのJUSTSYSTEM CORPORATIONから変更)。通称ジャスト。

概要・沿革

浮川和宣・初子夫妻が1979年に創業した(株式会社化は1981年)。1983年PC-100対応日本語ワープロソフト「JS-WORD」を開発したことを契機に日本語ワープロソフトの開発・販売に進出し、1985年には同社の看板製品となる「一太郎」を発売。以後、バージョンアップを重ねるごとに人気を高め、一太郎はDOS版日本語ワープロの代名詞的存在となった。

コンピュータ上の日本語処理について、熱心に研究に取り組んでおり、同社のかな漢字変換ソフトウェア「ATOK」は最高水準の変換精度を誇っている。また、日本から唯一、Unicodeコンソーシアムに参加している企業である。

XML関連技術の研究開発に積極的に取り込んでおり、複合XMLドキュメントのプラットフォーム技術xfy(エクスファイ)を製品化している。

一太郎・ATOKを核として、オフィス製品、教育市場向け製品など多種多様なソフトウェアを販売しているが、Windowsがまだ普及していなかった時期に浮川和宣は「アプリケーションソフトウェアメーカーはウィンドウシステムを持つべき」との持論を展開した。それにより開発されたものがジャストウィンドウであり、MS-DOS用に作られた既存のアプリケーションソフトウェアもジャストウィンドウ専用のものに改められ、さらに他のアプリケーションソフト群も開発し、ジャストウィンドウの拡充を行った。ジャストウィンドウはWindowsが広まる以前に日本でほぼ唯一で且つ最も使われたウインドウシステムとなったが、独自のジャストウィンドウに対応するアプリケーションソフトの独力拡充の必要に迫られ開発資源の散漫化、Windowsの普及を背景にMicrosoftがMicrosoft Officeの販売に注力したこともあり、シェアが一気に低下してしまった。

Windows向けアプリケーション市場ではマイクロソフトの攻勢を受けて苦戦しており、日本語処理技術の蓄積を武器にニッチ市場を開拓することで事業を展開している。過去のシェアを活用して継続性が重視される法人向けに軸足を移している。2003年5月には、Linux向けの一太郎・ATOKを皮切りにデスクトップ製品、サーバ製品を展開することを発表した。2005年1月には「一太郎 for Linux」「ATOK for Linux」を発売している。

2006年6月、英文社名を Justsystem Corporation から JustSystems Corporation に変更。同年9月、新コーポレートシンボル「JUSTSYSTEMS.」を導入する。

2006年10月3日、同年11月17日に総合セキュリティソフトの「Kaspersky Internet Security 6.0」とアンチウイルスソフトKaspersky Anti-Virus 6.0」を発売しセキュリティソフト市場に参入すると発表。

また、東京支社には出版部があり、ユーザー向け情報誌「ジャストモアイ」の発行(1989年から12年間オトナのPC Life:ギャラリー一覧 - Just MyShop - 参照(2008年10月18日閲覧)。同社が運営するオンラインショップ「Just MyShop」のサイトで、このページからJUST MOAIの一部記事が閲覧できる。)、自社製ソフトやコンピュータ関連の解説書、ビジネス書やSF小説などの各種一般書の発行を行っている。

かつてはインターネットサービスプロバイダ「JustNet」(1996年3月サービス開始)を運営していたが、2000年3月にジャストシステムよりウェブオンラインネットワークスとして分社後、2001年9月にソニーコミュニケーションネットワーク株式会社(現・ソネットエンタテインメント、So-net)へ売却し撤退した(2002年4月に吸収合併され統合)。

2009年4月3日、株式会社キーエンスとの資本・業務提携を発表。同年4月20日、キーエンスはジャスト発行済み株式の約44%を保有する筆頭株主になった{{cite web|url=http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0904/03/news076.html|title=ジャストシステム、キーエンス傘下に 資本・業務提携|work=ITmedia|date=2009-04-03|accessdate=2009-04-03}}{{cite web|url=http://www.justsystems.com/jp/just/finance/j0904201.pdf|title=第三者割当増資の払込完了並びに主要株主である筆頭株主及び「その他の関係会社」の異動に関するお知らせ|work=株式会社ジャストシステム|date=2009-04-20|accessdate=2009-04-23}}</ref>。またそれに伴い、同年6月には創業者の浮川和宣が会長に、浮川初子が副会長にそれぞれ退き、常務の福良伴昭が社長に昇格する人事を発表した<ref>{{cite web|url=http://www.justsystems.com/jp/just/finance/j0906181.pdf|title=代表者及び代表取締役の異動に関するお知らせ|work=株式会社ジャストシステム|date=2009-06-18|accessdate=2009-09-18}}</ref>。

2009年10月29日、浮川和宣・初子夫妻がそれぞれ同社の代表取締役会長及び取締役副会長を辞任したと発表{{cite web|url=http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0910/29/news104.html|title=ジャストシステム、創業者の浮川夫妻が辞任|work=ITmedia エンタープライズ|date=2009-10-29|accessdate=2009-10-31}}{{cite web|url=http://www.justsystems.com/jp/just/finance/j0910291.pdf|title=代表取締役及び取締役の辞任に関するお知らせ|work=株式会社ジャストシステム|date=2009-10-29|accessdate=2009-10-31}}</ref>。

会社の現況

株式等の状況(2009年4月20日現在)

大株主

株主名 株数(千株) 議決権比率(%)
株式会社キーエンス 28,234 43.96
浮川和宣 8,623 13.43
浮川初子 7,290 11.35
橋本昭 1,625 2.53
福良伴昭 1,150 1.79
従業員持株会 425 0.66
橋本陽子 361 0.56
浮川寿子 318 0.50
BNPパリバ証券会社 175 0.27
マネックス証券 129 0.20

子会社 (2008年3月31日現在)

会社名 資本金 議決権比率(%) 事業内容
(株)ジャストシステムサービス 20百万円 100.0 データ入力等の顧客情報管理業務、ソフトウェアパッケージのアセンプリ業務等
Justsystem US Holding Inc. 127米ドル 100.0 米国ジャストシステムグループの持株会社
Justsystem North America Inc. 45米ドル 100.0 「XMetaL」「xfy」製品等の販売及びそれに付随する各種サービス提供
Justsystem Evans Research Inc. 15,597米ドル 99.8 自然言語情報処理分野におけるコンピュータソフトウェアの開発
Justsystem Canada Inc. 10百万カナダドル 100.0 「XMetaL」製品等の開発・販売及びそれに付随する各種サービス提供
Justsystem EMEA Limited 25,000ポンド 100.0 「XMetaL」「xfy」製品等の販売及びそれに付随する各種サービス提供

主要な製品

松下アイコン訴訟

{{Wikinewshas|ジャストシステム|

ヘルプアイコン機能(ヘルプアイコンをクリックし、続けてメニューやツールボタンをクリックするとその機能の説明が表示される機能)が松下電器産業(当時)の特許の侵害でないかと提訴されたもの。

一審

2005年2月1日、東京地方裁判所高部眞規子裁判長)は、ジャストシステム製品一太郎・花子に組み込まれたヘルプアイコン機能が、松下電器産業(当時)の特許権を侵害するものであると認めて、同製品の製造・販売の中止と製品の廃棄を命じる判決を下した。

この特許については以下のような争点がある。

  1. この特許内容はもともとのWindowsに搭載されている機能なのではないか。
  2. 特許として掲載されているが、その時点ですでに既知の技術として記載された文献が存在する(アップルコンピュータによるもの)。
  3. そもそも特許にならない絵柄の問題ではないのか

この特許に関して松下電器(当時)はライセンス契約を申し入れていたが、ジャストシステムは上記のうちWindows搭載機能であることを理由にこれを拒否している。

控訴審

ジャストシステムは2005年2月8日、この判決を不服として控訴した。控訴審は同年4月に開設された知的財産高等裁判所で行われることになり、史上初めての5人の裁判官による大合議による審理となった。

同年9月30日、知的財産高等裁判所(篠原勝美裁判長)は、松下電器産業(当時)の特許には無効理由(進歩性欠如)があるので、特許権の行使は認められないとの判断を示し平成17(ネ)10040 知的財産高等裁判所判決 要旨全文; 日本弁理士会 「一太郎」特許権侵害訴訟 松下のアイコン特許は無効、ジャストが逆転勝訴!、ジャストシステムの逆転勝訴となった。

その後、松下電器産業(当時)は最高裁判所への上告を断念したため、ジャストシステムの勝訴が確定した。

その後

一方でジャストシステムは次バージョンの一太郎 2006からアイコンを別のものに変更した(以前から変更するパッチは公式サイトで配布されていた)。

脚注

{{脚注ヘルプ}}{{reflist}}

関連項目

外部リンク

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Category:日本のソフトウェア会社
Category:徳島市の企業
Category:ジャスダック上場企業
Category:多国籍企業
Category:裁判例



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