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16600:鹿児島市
{{日本の市
|自治体名=鹿児島市
|都道府県=鹿児島県
|支庁=
|コード=46201-2
|隣接自治体=北
薩摩川内市、姶良市
東
垂水市
西
日置市
南
指宿市、南さつま市、南九州市
|木=クスノキ
(1968年11月1日制定)
|花=キョウチクトウ
(1968年11月1日制定)
|郵便番号=892-8677
|所在地=鹿児島市山下町11番1号
|電話番号=099-224-1111
|外部リンク=鹿児島市
|位置画像={{基礎自治体位置図|46|201}}
|特記事項=250px|center|thumb|市旗
}}
450px|thumb|市内から望む桜島
鹿児島市(かごしまし)は、九州南部に位置する市であり、鹿児島県の県庁所在地である。
鹿児島湾西岸の市街地から桜島を望む景観が、ナポリからヴェズーヴィオ山を望む風景に似ていることから、「東洋のナポリ」と称される[姉妹都市盟約等 - 市町村 - 鹿児島市(イタリア・ナポリ市) - 鹿児島県公式ウェブサイト]。
概要
thumb|[[かごしま県民交流センター]]
鹿児島県中西部に位置する南九州の拠点都市で、政治・経済・文化・交通の中心地[谷岡武雄・山口恵一郎監修「コンサイス日本地名事典 第4版」 三省堂、1998年、ISBN 4-385-15327-2][浮田典良・中村和郎・高橋伸夫監修「日本地名地図館 初版」 小学館、2002年、ISBN 4-09-526064-5][「世界大百科事典5 初版」 平凡社、1988年、ISBN 4-582-02200-6][「日本大百科全書5 2版」 小学館、1994年、ISBN 4-09-526105-6]。古くから薩摩藩、90万石の城下町として栄えてきた。1889年4月1日に日本で最初に市制を施行した31市の一つで、現在は福岡市、 北九州市、熊本市に次ぐ九州第4位の人口を擁する。熊本市が政令指定都市に指定される予定になった為、それ以降は全国最大規模の中核市となる。
1996年に第一期の中核市に指定された。また、県人口の約三分の一(約35%)が集中している首位都市でもあり、周辺の市町と鹿児島都市圏を構成する。九州新幹線の完全開業により更なる発展が期待されるが、元々鹿児島市は地理的要因により地域ブロックの拠点として発展してきた側面もあり、北部九州と短時間で結ばれるようになることで、ストロー効果などのマイナス面も懸念されている。
市勢
thumb|城山から望む市街地
thumb|城山から望む夜景
thumb|西郷隆盛像
- 人口:604,814人
- 自然動態率+1.3% 社会動態率-0.5% 出生率1.35(2007年)
- 世帯:262,897世帯
- 登録外国人数:2,027人
- 面積:547.06km²
- DID面積:74.82km²
- 可住地面積:248.84km²
- 本土側可住地面積:214.64km²
- 人口密度:1106人/km²
- DID面積内人口密度:6542人/km²
- 可住地面積人口密度:2432人/km²
人口
ここ数年は、60万5千人を境にほぼ人口の増減がみられず、横ばいが続いている。
{{人口統計|code=46201|name=鹿児島市}}
地域人口
- 中央地域(48.2km²):295,150人(6,123人/km²)
- 谷山地域(106.8km²):158,713人(1,486人/km²)
- 吉野地域(33.2km²):46,291人(1,394人/km²)
- 伊敷地域(57.1km²):54,877人(961人/km²)
- 松元地域(51.1km²):14,007人(274人/km²)
- 吉田地域(54.8km²):11,372人(208人/km²)
- 喜入地域(61.2km²):11,984人(196人/km²)
- 郡山地域(57.8km²):7,990人(138人/km²)
- 桜島地域(76.8km²):3,988人(55人/km²)
※全て2010年1月1日現在
地理
thumb|市内の降灰置場
thumb|爆発的噴火する桜島
九州の南端部近く、福岡市から南へ約280km、熊本市から南へ約180kmの場所に位置し、鹿児島県内の薩摩半島の北東部および桜島全域を市域とする。鹿児島湾(錦江湾)を望み、桜島などに年間約900万人の観光客が訪れる観光都市でもある。
平野部の大部分が商業地域、住宅地域、工業地域に占められ耕作地域はほとんどない。市街地に近い傾斜地や山間部の多くも宅地開発され団地やニュータウンが数多い。しかし、都市の発展に道路開発が追いついておらず、朝夕はいずれの幹線も渋滞が激しい。特に、谷山地区や、吉野方面からの通勤渋滞は著しく大きな課題となっている。
市域中心部の対岸(直線距離約4km)に位置する桜島は、1980 - 90年代に比べればかなり沈静化しているが、2000年以降もなお活発な火山活動を続けており、市中心部にもしばしば降灰する。活火山を抱えながら、これだけの人口規模を有する都市は世界的にも稀である。
- 桜島の北東部約1.5kmにあり、鹿児島市唯一の有人離島である。島へは鹿児島市高免町の浦之前港から行政連絡船によって渡る。
- 面積:0.13km² 周囲約2km 人口:4世帯6人 住所:鹿児島市新島町
気候
温暖で多雨の太平洋側気候を呈する。年平均気温は18℃前後で、真夏日が年間80日前後、夏日は年間160日前後あるのに対して、冬日は年間数日程度である。市街地で真冬日になることはまずないが、郊外の丘陵地や山間部では明け方に0度を下回る事も少なくない。また市外の周囲三方を険しい峠で囲まれているため、冬季には毎年何度か降雪もある。年間降水量は概ね2,000 - 2,700mm前後で、台風の直撃を受けることも多い。年間日照時間は2,000時間前後である。
隣接自治体
※十島村・三島村については、地域は隣接していないものの、村役場が鹿児島市にあるため記載する。
歴史
「鹿児島」という名の由来は、野生の鹿の子(鹿児)が多く生息していたからとか、多くの水夫(かこ)が住んでいたから、火山を意味するカグという言葉から由来した等諸説ある。さらに、神話から来たという説もあり現在でもどれが正しいか確定していない。しかし、「カゴ」は崖という意味の古語であり、桜島の四方が崖になっていたので島名を鹿児島(麑嶋)と称する様になり、それが対岸の神社名(鹿児島神宮)として定着し、更には郡名に拡大したという説が有力である。
都市としての始まりは、島津家第6代当主島津氏久が東福寺城(鹿児島市清水町)を居城にしたとき(1340年頃)とみられる。1549年(天文18年)、フランシスコ・ザビエルが現在の市域に当たる場所(祇園之洲町)に上陸し、日本初のキリスト教伝来の地となる。
19世紀の中頃にはヨーロッパの機械文明を取り入れた研究が進み、第28代当主島津斉彬のもと集成館(現・尚古集成館)事業として反射炉や溶鉱炉が造られ、日本における近代工業化の発祥の地となり、近代日本の黎明期、明治維新において政治家、官僚、軍人等数多くの人物を輩出し、近代日本建設の礎となる。
中心市街地は、薩英戦争による砲撃、西南戦争による戦火、第二次世界大戦の空襲と三度も壊滅的打撃を蒙ったため、城下町としての面影は殆ど残っていない。
近現代
発祥
沿革
行政区域の変遷
市域面積及び人口の変遷
| 年月日 |
区分 |
面積(km²) |
人口(人) |
町数 |
| 明治22年4月1日 |
市制施行 |
14.03 |
57,822 |
47町3大字 |
| 明治44年9月30日 |
第一次編入 |
15.91 |
73,085 |
53町 |
| 大正9年10月1日 |
第二次編入 |
16.73 |
103,180 |
56町 |
| 昭和9年8月1日 |
第三次編入 |
78.25 |
176,900 |
68町 |
| 昭和25年10月1日 |
第四次編入 |
181.54 |
229,462 |
81町 |
| 昭和42年4月29日 |
新設合併 |
279.15 |
385,866 |
91町 |
| 昭和45年10月1日 |
第一次埋立 |
280.72 |
403,340 |
101町 |
| 昭和50年10月1日 |
第二次埋立 |
284.04 |
456,827 |
130町 |
| 昭和55年10月1日 |
第三次埋立 |
288.29 |
503,360 |
185町 |
| 昭和60年10月1日 |
第四次埋立 |
289.07 |
530,502 |
195町 |
| 平成2年10月1日 |
第五次埋立 |
289.44 |
536,752 |
229町 |
| 平成7年10月1日 |
第六次埋立 |
289.60 |
546,282 |
248町 |
| 平成12年10月1日 |
第七次埋立 |
289.79 |
552,098 |
263町 |
| 平成16年11月1日 |
第五次編入 |
546.80 |
605,308 |
322町 |
行政
- 山下町の電車通沿い、1935年(昭和10年)竣工の鹿児島県内初の近代的な鉄筋コンクリートオフィスビルであるが、国の登録有形文化財に登録されている。外観デザインは当時流行した曲線と流線型が全体的に多用され女性的な美しいフォルムが特徴。上層階の一部が後年増築されているが、それを除いても銀行の本店社屋としては当時は九州でも屈指の規模だったようだ。
- 昭和初期の1937年竣工の鉄筋コンクリート建築で、設計監理は国会議事堂を担当した大蔵省営繕管財局工務部。建築様式は、日比谷公会堂、陸上自衛隊市ヶ谷講堂(現存せず)、東京大学安田講堂などと共通点が多い。特徴は建物の背部(山側)にまで丁寧な化粧仕上げが前面同様に施されていえることであり、これは当時の建築物では極めて異例なことである。
- 昭和時代初頭に当時としては大規模な鉄筋コンクリート造りの建造物で貴重な史料である。
- 照国神社近く、1927年(昭和元年)に九州で初めて鉄筋コンクリート造の中央図書館として建てられた。流線型の女性的な外観もなることながら、コンクリート内壁に施されたスタッコ仕上げの紋様も印象的である。
- 長田町の旧鹿児島県庁跡地、県民交流センターの入口付近に建つ。明治時代末に建築された旧鹿児島県庁本館の一部を移築保存した建物。
- 山下町の西郷銅像の近く。竣工当時は鹿児島市公会堂だった。設計者は明治時代の有名な建築家辰野金吾で、1927年に建築された。現在でも現役のホ-ルとして活躍中。
- 山下町の中央公園(通称テンパーク)の一角に建つ。昭和初頭の鉄筋コンクリートの建造物で建築デザインや内装仕上げは修作といわれている。
- 鹿児島中央駅近く、鉄筋コンクリート造。当時流行したスマートな流線型を多用しており現在でも新鮮なデザインである。現在も内装を改修して使われている。2007年3月に国の有形重要文化財の指定をうけた。
- 市電加治屋町駅近く、旧制鹿児島一高女校舎として甲南高校校舎と同時代に竣工。アーチ式の開口部を多用したエントランスの仕上げは芸術的で美しい。甲南高校と共に2007年3月に国の有形重要文化財の指定をうけた。
- 鹿児島市草牟田町の同校敷地内にある。1920年に竣工された煙突部分と台座部分はいずれも耐火煉瓦詰。恐らく市内の現存する煙突では最古と思われる。優雅で美しく一見の価値あり。
- 1931年竣工の鉄筋コンクリート造。鹿児島中央駅前のナポリ通り沿いにある鹿児島の都市ガス供給者の本社社屋。道路から少し引込んでいるため見え辛い。
- 高見馬場交差点の一角に建鉄筋コンクリート造りの奇妙な見張り台は鹿児島市電専用の手動式信号所で昭和20年代につくられた。レールのポイント切替等も手動で可能。完成後、およそ10数年程は人が配置されていたようだ。現在は非常用設備。
- 磯海岸の近くにある。西郷隆盛が狩りの際に使用したと伝えられる藁葺屋根の木造日本家屋。中に入る事は出来ないが幕末から明治時代にかけての南九州の平均的な民家の特徴がよく出ており、建築に加えて民俗学的資料としても評価に値する。
- 東千石町。歴史的建造物には該当しないがカトリック教会には珍しくコンクリ-ト打ちっぱなしの現代建築の様式をとっている。1999年に新築された。デザインが斬新で機能美に優れているため、建築専門誌『新建築』のグラビア特集で紹介された。
グルメスポット
- 南九州最大の繁華街、歓楽街。
- 鹿児島中央駅のアミュプラザ鹿児島の地下1階にある郷土の名物料理を中心にした飲食街。鹿児島ラーメンや元祖氷白熊などが味わえる。
- 最上階の七階にあり桜島を窓越しに眺めながらいろんなものをお値ごろに楽しく食事できる。長崎皿うどん風のかたやきそばは、来店者の大半が注文する程で50数年来不変の人気メニュー。夏季の夜は臨時で涼しいビアホール営業もされており、こちらも人気が高い。
- 市役所近くの下町の長屋風の懐かしい飲み屋街だが、本格的な味の店も多く来鹿する芸能人・著名人のお忍び来店がある。
- 鹿児島大学近くの飲食街。ディープだが美味しい店が多い。
- 南国の新鮮食材が一堂に揃い市場内の食堂や露天では格安で美味しいB級の郷土料理が味わえる穴場スポット。鹿児島中央駅前の西駅朝市と鹿児島港の北埠頭、鹿児島駅近くの小川町の滑川朝市がある。
- 仙巌園内の茶店や国道10号磯街道沿いにあり熱々の両棒餅とお茶が味わえる。「中川家」は有名な老舗で映画『男はつらいよ』でも登場した。渥美清は役を離れても好んだらしい。また「平田家」は長渕剛のお気に入りの店でもある。
温泉スポット
- 古里町。桜島に在り、1779年の安永大噴火で湧出。
- 市内の各所に点在する観光向きではないが疲れを癒す手軽なスポット。すべて温泉が引かれており入湯料は格安で、大抵の温泉は360円(2009年現在)。分かりにくい場所も多いが、詳細を鹿児島中央駅の観光案内所で案内している。
展望・ドライブ・散策スポット
- 城山町。鹿児島市で定番の展望台。
- 鹿児島市役所前から鹿児島港まで大通りの中央のグリーンベルトは散策路のようになっており、ムーアの抽象彫刻がランドマークになっている。夜間のライトアップは非常に美しく日本の道100選などに選定されている。デートスポットでもあり近隣の名山堀飲食街の酔い醒ましの路でもある。
- 清水町。鹿児島駅裏手の山で頂上からの眺めがよい。東郷平八郎元帥の銅像がある。
- 武三丁目。鹿児島中央駅の西口より車で5分。美術館の庭園は最近は市街地を見下ろす展望台としても有名。なお庭園内は亜熱帯植物が自生する北限でもある。
- 鴨池新町。桜島・鹿児島湾・大隅半島が一望できる。冬場の快晴で空気が澄んでいる日には遠く霧島山系や開聞岳も望める。
- 中央町のJR鹿児島中央駅駅ビル・アミュプラザ鹿児島の屋上に設置されている大観覧車。一周は約15分で頂上付近の高さはおよそ90m。全てが透明なゴンドラが2基あるので地上とは一味違う動く展望台としても楽しめる。
- 隠れた展望スポット。高層ビルが林立する鴨池新町方面を中心とした景色が愉しめる。このポイントからの桜島の見え方は魅力的であり、夜景も美しい。
- 鹿児島城前から照国神社の大鳥居前までの歩道の愛称。こぢんまりとしているが、沿道には西郷銅像、市立美術館、黎明館などの観光スポットと鉄筋造りの歴史的建築物が多い。歩道は石畳で美しく舗装されガス灯が等間隔で設置されている。ガス灯の総延長は現段階で仙台駅前の五番街を抜き日本一となった。また市立美術館から鹿児島県立図書館までの歩道脇には小さな堀端風の用水池がつくられ多くの錦鯉が放流されており、黎明館横の鹿児島城跡の堀には多くの蓮が自生しており、自然と四季の移ろいも感じることも出来る。
- 街路樹が美しく、幅広の中心市街地を代表する大通り。
- 天保山町。市街地の展望や桜島が美しい。
- 沿道のパームツリーや幅広い道路、潮風が心地よい南国の臨港地区のドライブスポット。
- 東開町。鹿児島湾と城山を背景に市街地中心部が望める。来るなら夕方から夜がお勧め。
- 東開町。広々として眺めもよく気持ちよいスポット。夜になると釣り人達が車で集まるポイントでもある。
- 指宿温泉へ向う幹線道路、パームツリーの街路樹、潮風が心地よい。ただし迂回路がないため、週末や朝夕や雨天時には渋滞箇所が多く発生する。
- 郡山町。薩摩川内市との境である入来峠の頂上付近にあるキャンプ場。かなり標高が高く天上から遠い市街地を眺める様で、一味違う展望を愉しめる。市内を流れる甲突川の水源にも近い。
- 吉野町。美しい緑地帯とここからの桜島の雄大な眺めが魅力。春には花見客でにぎわう。
- 市北部の丘陵地帯に建つ、国内では珍しく市街地に近いウインドファームである。
祭事
宿泊施設
出身有名人
(※ 太字は故人)
近現代以前の人物
政治
軍事
経済
学術研究
芸術
スポーツ
芸能
アナウンサー
鹿児島市を舞台とする作品
- 小説・エッセイ
- 劇画・コミック
- ドラマ・映画
脚注
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関連項目
外部リンク
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公式
観光
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